今シーズン、不惑の40歳を迎える広島カープの 松山竜平 の自主トレ「竜平会」に密着しました。高卒4年目となる期待の 田村俊介 ら若手とともにことしにかける思いに迫りました。
松山のふるさと・鹿児島県の大崎町で自主トレを行う竜平会―。田村は、3年連続での参加です。
広島カープ 田村俊介 選手
「砂浜 行きますね」
早朝、向かったのは、くにの松原国定公園。松林を抜けると広大な砂浜が広がります。
広島カープ 松山竜平 選手
「なんか台風でね、飛んできた漂流物とか飾ってある、きれいに。“映えスポット” みたい」
2年連続参加の 持丸泰輝 。
広島カープ 持丸泰輝 選手
「台風10号、迷子のまるちゃんって書いてあります」
田村俊介 選手(砂浜を移動)
「進まんっす。ヤバいですよね」
競走馬も鍛える重い砂。元気のよい曲でテンションを高めていきます。
松山竜平 選手
「ここはしんどいからね。正直、来たくないよ」
田村俊介 選手
「ぼくも嫌です。嫌ですけど、ここを走った後のかたい地面を走ったりすると、めちゃめちゃ走りやすいので、やったかいがあるなと思いますね、終わった後。やっているときはちょっときついんですけど」
シーズン終了から8キロの減量に成功した松山も全力で駆け抜けます。
父 松山義秋 さん
「帰ってきたとき、びっくりしたもん。顔が小っちゃくなっていて。アンパンマンがアンパンマンじゃなくなっていた(笑) ことし、去年みたいな成績だったら終わりやもんね。自分が言うたから決意してるよ」
松山竜平 選手
「情けないし、何してたんだろうなって感じだったので。ことしはもう、それは取り返すぐらい、しっかりとチームの力になれるようにと強い思いがあります」
去年から参加した持丸は、2軍でしばらく3割をキープするなど成果を見せました。北海道出身の持丸…
持丸泰輝 選手
「なんか楽しいですね。高校までこの時期に野球したことなかったので。しかも、なんか鹿児島の人、みんな、いい人なので故郷に帰ってきた感じします。バッティングも自分の中で長所としていく中で守備の大事さというか、守れていないと1軍ではやっぱり試合に出られないというのは昨シーズン、痛感した部分でもあったので、自主トレでどんどん、どんどん課題をつぶせていけたらなって思っています」
田村俊介 選手(砂浜を移動)
「走る方がまだ楽です。歩くほうが足を取られるので」
2人の若手との自主トレについて―。
松山竜平 選手
「いい刺激をもらってできるので、ついてきてくれている子たちへも感謝しています」
このあと、二手に分かれ、田村と持丸の組は大崎町にあるアスリート施設で筋トレ。若い2人は、刺激しあいながらとにかく全身に筋肉を付けることを目指します。
田村俊介 選手
「自分に何が足りないのかっていうのが、去年とおととしと1軍を経験させてもらって自分の中でもだいぶわかった思いがあるので、それをいかにことしのシーズンで同じことを出さないようにするためにどうしたらいいかっていうのを自分なりに考えてやれているなっていうのはあります」
松山竜平 選手
「一年一年成長はしていると思うので、ことし、しっかり結果を出してくれたらいいかなと思います」
松山自らバッティングピッチャーを務めた田村との師弟対決は、あらためてお届けします。
◇ ◇ ◇
坂上俊次 アナウンサー
あの鹿児島の砂浜に行ったことがあるんですけど、すごくワイルドですよ。初めての選手が見た瞬間、「これ、ウミガメが産卵するところじゃないですか?」って言っていました。それぐらい、粒の粗い、重い砂なんです。
中根夕希 キャスター
だから、より鍛えられるんですね。
坂上俊次 アナウンサー
かなり鍛えられそうです。注目の田村俊介選手ですが、どうやらバッティングを変える。そして、バットも変えるみたいで、このあたりはあらためて詳しくお伝えします。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)
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