会社員の男性（20）を脅迫して借用書を書かせたうえ、男性の親族にうそを言って現金120万円をだまし取ったとして、配管工の男ら3人が逮捕されました。

強要と詐欺の疑いで逮捕されたのは、山口県に住む配管工の男（23）と東広島市に住む建設作業員の男（29）、山口県に住むアルバイトの男（22）の3人です。

警察によりますと、3人は共謀して去年5月、広島県東広島市のコンビニエンスストアの駐車場に駐車中の車内で、男性会社員（20）に対し
「これ書け。書かんかったらどうなるか分っちょるんよな」「おまえ殺すぞ」などと脅迫し、
「120万円を借用した」といった借用書を書かせたうえ、

また、男性会社員の母親（47）に対し、「男性が借用した120万円を親族が立て替えるといっている」などとうそを言うなどして、6月に、2回にわたって山口県内のコンビニエンスストアの駐車場で、現金計120万円を母親からだまし取った詐欺の疑いももたれています。

警察は3人の認否を明らかにしていません。

男性会社員が警察に通報したことで事件が発覚。
3人と男性会社員はいずれも知人関係にあったということです。

警察は、事件のいきさつを調べています。