広島ドラゴンフライズは、ホームでの長崎戦で10か月ぶりに 寺嶋良 が復活。今季2度目のカード連勝を決め、上位進出へ “反撃ののろし” を上げました。

1月10日（金）広島サンプラザ
ゲーム1　広島ドラゴンフライズ（西地区6位）vs. 長崎ヴェルカ（西地区5位）

金曜日のナイターとなった広島ドラゴンフライズと長崎との試合で3月の故障から復帰する寺嶋がユニフォーム姿で会場入り。多くのファンが待ちに待った一戦です。

ファンたち
「きょうはテラシーのために来ました。もう、この日をどれだけ待っていたことか」
「もう感無量。感無量」
「やっぱり寺嶋選手がスリーをかっこよく決めてほしいので」

広島ドラゴンフライズ　寺嶋良 選手
「長かったなあというのと、やっとこのコートに立って、まだスタート地点なので、きょうからまた新しく一歩一歩進んでいけたらといいなと思います。勝つことはもちろん、少しでもコートに立てたらみなさんに何かバスケでこれまでの10か月分を表現をできたらと思います」

寺嶋は、第2クォーターについにコートに立ち、大歓声に迎えられます。

寺嶋は様子を見ながらシューターの位置でプレー。しかし、試合は長崎の強烈なプレッシャーにやられ、20点差を付けられる大ピンチ。

後半、ディフェンスの強度を上げた広島が8点差まで追い上げて、第4クォーターへ。

ここで再び寺嶋が出場、みずからの判断でポイントガードの位置でボールを運ぶと、けがの影響を感じさせない全力疾走でレイアップを決めます。

寺嶋良 選手
「大歓声というのは本当に忘れられない瞬間だったなと思いますし、一回、自分でボールを運んでみて、そこからの方がリズムがつかみやすいかなと思って、ちょっと自分の中で変えましたね」

さらにファンが待ちに待った3ポイント。短い出場時間の中、嫌な流れを一気に変える活躍で初戦を今季最高の大逆転ゲームで勝利しました。（広島 78ｰ71 長崎）

1月11日（土）ゲーム2

土曜日のゲーム2も第2クォーターで寺嶋が7得点を挙げてゲームチェンジに成功。順位が一つ上の長崎に快勝し5位浮上。逆襲へ体制が整いました。（広島 82ｰ70 長崎）

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石田充 アナウンサー
ついに帰ってたという印象もあります。これで故障者が全員、復帰したことになります。このあと、チームは少し感覚が空いて、1月22日からアジアでの戦いで試合がまた始まります。

（RCC「イマナマ！」カーチカチ！テレビより）