ことしは、どんな起用をされるのか―。広島カープに移籍して4年目となる 秋山翔吾(36)が13日、自主トレーニングを公開しました。
自主トレを見学に来た子ども
「こんにちは」
広島カープ 秋山翔吾 選手
「どこから来たの? 宇都宮!?」
2018年から秋山が自主トレを行なっているのが、静岡県下田市です。カープからはことしも 宇草孔基 と 中村健人 が参加しました。
ボールやタイヤを使った下半身トレーニングに加え、キャッチボールやノック、バッティング練習で汗を流しました。
広島移籍4年目。37歳となるシーズンを前に、後輩たちと活気あふれる時間を過ごします。
バッティング練習では、秋山直々にトスを上げる姿も見られました。
練習を終えた秋山が午後、向かったのは車で10分ほどの中学校。地元の野球チームに所属する小学生らを前に姿を見せ、トークショーです。
子ども
「野球をやっているうえで大切にしていることはなんですか?」
秋山翔吾 選手
「『誰かに勝ちたい』っていう思いよりも『負けたくない』っていう思いかな。そういう選手に負けちゃうと試合に出られなくなって引退して下田に来れなくなっちゃうってなるので、そうならないようにというところでいうと『負けない』っていう気持ちを持って練習して…」
プロ15年目を迎える秋山。チームとしても変化の大きな1年となることが予測される中、ことしもストイックな姿勢を貫きます。
秋山翔吾 選手
「ことし、しっかりやらないともう先がないので。一本一本打っていくことがこれからの選手寿命であり、次の試合の出場機会だったりということにすべてつながっていくので、一打席にしっかり集中して結果を出すっていうことの積み重ねをまたこの一年、がんばってやっていきたいなと思います」
◇ ◇ ◇
石田充 アナウンサー
2000安打まで残り206本とか、いろいろメディアも注目するんですけど、やっぱりすごいなと思うのは、ああいうトークショーの中にさらっと「下田」というフレーズを入れるところ。
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
そうですね。気づかいのところ。
石田充 アナウンサー
出身は神奈川・横須賀で今、縁があって静岡・下田で自主トレをして下田市応援大使にも就任しているところもあります。まだまだスタメンを譲る気はないと…
天谷宗一郎 さん
もう、もちろんです。チームを引っ張っていってもらわないといけないですから。
石田充 アナウンサー
ことしも「1番・センター」となるか、秋山選手にも注目です。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)
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