瀬戸内海を周遊するクルーズ船「銀河」が25日、最後の運航を終え、惜しまれながら40年の歴史に幕を下ろしました。
クルーズ船「銀河」は、瀬戸内海観光の目玉として1984年に運航が始まりました。広島港から宮島を往復するクルーズや、瀬戸内の各地を周遊する日帰りクルーズなどで利用され、のべ100万人が乗船。
しかし、就航から40年が経ち、老朽化や維持費・燃料費の高騰などを受け、瀬戸内海汽船は「銀河」の運航終了を決めました。式典の参加者からはねぎらいの声が聞かれました。
式典参加者
「本当に寂しい。思い出に浸りたいと思う」
別の式典参加者
「瀬戸内観光の重要な役割を担ってきた。40年勤め上げて『おつかれさま』と言いたい」
25日のラストクルーズも家族連れなどでにぎわいました。
銀河アナウンス
「40年間ありがとうございました。『銀河』ラストクルーズ出発です」
瀬戸内海汽船 内堀達也社長
「銀河と同期入社。私より先に退職を迎えました。まだいなくなるのは信じられない」
「銀河」は豪華な料理や美しい景色で乗客を最後までもてなしました。
銀河ラストクルーズの乗客
夫)「最高。やっぱりよかった」
妻)「やっぱり40年間運航していたと思うと寂しくなった」
娘)「最高」
銀河 上岡勉船長
「大仕事をやり遂げた気持ち。肩の荷が下りた。何年先になってもいいので銀河のようなクルーズ船がまた就航することを願っている」
多くの人から愛された「銀河」は惜しまれながら40年の歴史に幕を下ろしました。
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