闇バイトで犯罪に加わることを防止しようという教室が、広島県東広島市の高校で開かれました。
講演は東広島市の河内高校で行われました。県警が闇バイトをテーマに、高校で講演をするのは初めてです。
10月には、山口県光市で、住宅へ強盗に入る準備をしたとして、関東の中高生3人が逮捕されました。3人は闇バイトに応募し、「金欲しさで犯行に及んだ」と供述していることなどがわかっています。
講演した警察官は、実際の事件を例に、闇バイトの恐ろしさを説明しました。また、一度加担してしまうと、自分だけでなく家族の個人情報も知られて、抜け出せなくなってしまうことも伝えました。
講演を聴いた生徒は
「闇バイトが身近だという実感はなかったが、意外と『すぐそばにある危険』だということがわかった」
「闇バイトの存在は知っていたが、詳しく知ろうということもなかったので、今回詳しく説明してくださって、自分のためになった」
「『自分は絶対に引っかからない』『絶対しないだろう』と思っていたが、今日の話を聞いて、身近にある怖いものだと知った。高収入という言葉につられず、自分決断するだけでなく、周りに相談しながら物事は決めなければと思った」などと話しました。
東広島警察署 生活安全課の熊ノ迫 裕一 警部補は「『闇バイト』という言葉だけでも知ってもらって、関わると本当に一瞬でその後の人生が変わることを理解してもらえたら」と話しました。
警察は、闇バイトに関して困ったことがあれば、遠慮なく近くの警察署に相談したり、「#9110」まで電話したりしてほしいとしています。
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