広島市で横断歩道を渡っていた女性（54）をひき逃げしたとして、過失運転傷害と道路交通法違反の疑いで、男（67）が逮捕されました。

警察によりますと、男は20日午後5時40分ごろ、広島市佐伯区五日市町下河内の県道で、乗用車で北向きに走っていたところ、横断歩道を西向きに渡っていた女性に衝突し、けがをさせたのに、救護するなどせずその場から逃走した疑いがもたれています。

警察の調べに対し、男は「無灯火の対向車両とぶつかった」と容疑を否認しているといるということです。

女性は両足の甲を骨折するなどの重傷を負いました。

警察は、目撃情報などによる捜査で男を特定したということで、事件のいきさつを詳しく調べています。