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「麻しん(はしか)」感染の10代男性 17日に広島市で3施設を利用 “非常に感染力強い” 市が注意呼びかけ 

京都市で19日「麻しん(はしか)」に感染が確認された男性が、17日に広島市の施設を利用していたことが分かりました。広島市は同時間帯の施設利用者に対して注意を呼びかけています。

京都市で「麻しん(はしか)」に感染が確認されたのは、イギリスに渡航歴がある10代の男性です。

男性は17日に発症し、発熱や咳、口内の白斑(コプリック斑)、発疹の症状があるということです。

広島市によりますと、男性は17日午前10時20分から正午ごろまでの間、京都駅から山陽新幹線を利用して広島駅まで移動し、その後バス(会社不明)で原爆資料館へ、広島城からタクシー(会社不明)で広島駅に戻り、当日午後4時40分から午後6時20分ごろに山陽新幹線で広島駅から京都駅に移動しています。

市は男性が利用した▼JR広島駅、原爆資料館、広島城の3施設について、同時間帯の利用者は3週間ほど体調に注意し、発熱や咳、鼻水などの症状が出た場合は事前に医療機関に電話連絡をしたうえで、速やかに受診するよう呼びかけています。

市によりますと、「麻しん(はしか)」は非常に感染力が強く、空気感染・飛まつ感染・接触感染で感染します。感染すると多くの場合、10日~12日後に風邪のような症状があらわれ、高熱が続けば重症化する可能性もあるということです。

手洗いやマスクのみでは予防できないため、1歳児・年長児の2回の予防接種が定められています。予防接種を受けている人は感染しても軽症で済む可能性が高いということですが、未接種の人は特に注意が必要だということです。

市は予防接種法上の定期接種対象者に対して、早めの接種を呼びかけるとともに、接種歴が明らかでなく海外渡航を計画している人にも予防接種の検討を呼びかけています。

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