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光り方の違いで活動状況を知らせる新赤色灯 搭載のパトカーを導入 サイレンが聞こえなくても… 広島県警

耳の不自由な人のために、通常時と緊急時で光り方が変わる赤色灯を搭載したパトカーが、広島県警に導入されました。

記者「こちらが新しいパトランプを搭載したパトカーです。従来のパトカーよりもゆっくりとした光り方になっています」

新しいパトランプは、聴覚障がい者団体の「全日本ろうあ連盟」から要望を受けて導入されました。

従来のパトカーは、緊急走行中も、そのほかの活動中も赤色灯の光り方は同じで、区別するにはサイレンを聞くしかありませんでした。そのため、耳の不自由な人がパトカーの活動状況を確認しにくいという欠点がありました。

新しく導入された赤色灯は、緊急走行時は早く点滅。それ以外の時はゆっくりと点滅することで、耳の不自由な人でもパトカーの活動内容を識別しやすくなっています。

現在は、ミニパトなど20台の警察車両にこの赤色灯が導入されていて、県警は、順次導入していくことにしています。

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