2025年3月までに設けられる自衛隊の新しい部隊に配備される中型輸送艦の進水式が、広島県尾道市でありました。
こちらが28日に進水した中型の輸送艦です。全長約120メートルで、車両を数十台搭載することができます。輸送艦は、陸・海・空の自衛隊の共同部隊である「自衛隊海上輸送群」と同じ呉地区に配備され、本土と南西諸島の間で輸送を担います。
28日の進水式で、この船に新たな名前が付けられました。
若宮健嗣 防衛大臣補佐官
「本艦を『ようこう』と命名する」
陸上幕僚監部によりますと、海上輸送群は隊員約100人で組織されます。2025年度末までに神戸市の海上自衛隊阪神基地で小型の輸送艦3隻を約100人で運用し、呉地区では約60人で中型の輸送艦1隻を運用していくことになります。
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