災害で悪路となった道でも走行できるオフロードバイクが、広島県警に寄贈されました。
オフロードバイクを寄贈したのは、福山市の公益財団法人渋谷育英会です。
オフロードバイクは、豪雨災害で土砂が堆積したり地震でがれきなどが散乱したりした道でも走ることができます。ことし1月の能登半島地震でも情報収集や救助活動で活躍しました。
実際に災害現場での活動に使うバイクとともに、隊員が技量を磨くため練習用のバイクも寄贈されました。
渋谷育英会 小丸成洋会長
「あってはならない災害ですけれども、不測の事態に備えて、平素から警察活動のなかにおいて活用いただければ幸いでございます」
広島県警 交通機動隊副隊長 矢田圭司警部
「災害現場というのはですね、非常に悪路なため四輪車での活動が不可能です。これらを活用して、平素から交通機動隊員の技量を上げて、国民の皆様、県民の皆様の生命を守る活動に従事していきたいと考えております」
今後10年間で、合わせて15台のオフロードバイクが広島県警に寄贈されるということです。
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