違法な銃を複数所持していたとして、広島県警は8日、所属する男性警察官を銃刀法違反の疑いで書類送検しました。
銃刀法違反の疑いで書類送検されたのは、県内の警察署に所属する男性の巡査部長(46)です。
広島県警によりますと巡査部長はことし3月、福山市内の自宅でモデルガンなどを改造した改造拳銃6丁や模造拳銃1丁を所持した疑いが持たれています。
所持していた改造銃の中には、モデルガンなどをネットオークションで購入し、自ら改造したものもあったということです。
押収した銃から、発射痕は確認されておらず、巡査部長は調べに「鑑賞やカスタムが趣味だった」などと話しているということです。
巡査部長は、8日付けで停職6か月の懲戒処分を受け、同日、依願退職しています。
県警の植義則首席監察官は「警察官としてあるまじき行為であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。より一層、職員に対する職務倫理教養を徹底し、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
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