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「前回も難しい状況だった」自動車メーカー・マツダ 北米市場が好調も生産拠点の一つはメキシコ “関税100%” 発言のトランプ氏返り咲きに「影響を吟味し対応したい」

自動車メーカーのマツダが7日、上期の決算を発表しました。アメリカ市場が好調のなか、毛籠勝弘 社長は米大統領にトランプ氏が返り咲くことについて、影響を注視していく考えを示しました。

マツダが発表した4月から9月までの上期決算によりますと、売上高は2兆3939億円で前年から3.0%増加し過去最高でした。純利益は353億円の67%減少で、増収減益となりました。

国内や中国での販売減のなか、世界販売を押し上げた要因にはアメリカ市場で大型SUVの販売の好調があります。対前年15.8%増の21万3345台で過去最高となりました。

しかしー。アメリカ大統領選挙で勝利したトランプ氏は9月、国内産業の保護を目的にメキシコからアメリカに輸入するすべての自動車に100%の関税をかけると訴えていました。

メキシコに北米向けの生産拠点を構えるマツダの世界戦略への影響について、マツダの毛籠社長は─

マツダ 毛籠勝弘 社長
「前回、トランプ氏が大統領になったとき、私はアメリカにいた当時も同じような状況、難しい状況に置かれた。個社で解決できる問題ではない。中身を精査して、影響を吟味して、対応を決めていきたい」

毛籠社長は、今後の動向を注視していく考えを示しました。

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