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「十分な証拠がない」福山市で男性を監禁した疑いの男女7人 男2人に暴行を加えられた男性が死亡した事件 広島地検福山支部が不起訴処分

2024年9月、広島県福山市で男2人に暴行を加えられた男性がその後、死亡した事件で、男性を監禁した疑いで逮捕されていた男女7人について、広島地検福山支部は10月31日付けで不起訴処分にしました。

この事件は9月、24歳と23歳の男2人が、福山市今津町の駐車場や南松永町の木材置き場で、男性(当時18)を殴る蹴るなどしてけがをさせた疑いで逮捕されたものです。

暴行を受けた男性はその後、死亡し、男2人は10月11日付けで傷害致死の罪で起訴されています。

この事件をめぐって、男2人を含む男女7人(10代~20代)が、暴行を受けて抵抗できなくなっていた男性を軽トラックに乗せるなどして15時間以上の間、男性を脱出できなくさせたとして、監禁の疑いで9月に逮捕・送検されていました。

広島地検福山支部は、「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として10月31日付で不起訴処分としました。

7人は、福山市を拠点に活動する自称走り屋グループ「阿修羅」のメンバーだということです。

警察は捜査に支障があるとして、7人の認否を明らかにしていませんでした。

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