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インバウンドで急増 “白タク” 検問で「疑わしい車両」3台見つかる「友人を迎えに来た」フルネームを答えられず… 道路運送法違反の可能性も 広島

インバウンド需要が高まるなか、違法ないわゆる「白タク」の検問が広島空港で行われました。

取り締まりは、中国運輸局が県警、県タクシー協会と合同で実施したものです。

いわゆる「白タク」は自家用車に客を乗せて運賃を得る違法行為で、インバウンド需要の急激な回復に合わせて、主に外国人ドライバーによる違法行為が問題になっています。

今回、初めて広島空港で国際便の到着に合わせて大規模な取り締まりが行われましたが、検問した34台のうち「疑わしい車両」3台が確認されたということです。

警察に対して運転手らは「友人を迎えに来た」などと説明したということですが、同乗者の名前をフルネームで言えないなど不審な点があったということです。警察は運転手の在留カードなどを確認するとともに、道路運送法違反の可能性もあるとみて、いきさつを調べていました。

中国運輸局 広島運輸支局 竹中優 運輸企画専門官
「タクシーと比べて安いからといって安易に利用してしまうと、思わぬ事故であったり命を落とす危険性もありますので、粘り強く啓発活動を続けていきたいと考えています」

去年、全国で白タク行為による検挙は33件ありましたが、広島県内では2019年以降、確認されていません。

中国運輸局は今後も取り締まりや啓発を実施していきたいとしています。

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