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住宅で現金約2600万円を奪って放火した疑い 29歳の男を強盗殺人未遂などの容疑で逮捕 火事の直前に被害夫妻と飲食をともにしたか 広島

ことし7月、広島市の住宅で、現金およそ2600万円を奪った後に火をつけたとして、29歳の男が逮捕されました。

強盗殺人未遂と現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、神奈川県葉山町の無職の男(29)です。

警察によりますと、男は7月28日、80代の夫妻に睡眠作用のある薬物を飲ませて意識をもうろうとさせたあと、住宅に火をつけ、その間に現金およそ2600万円などを奪った疑いが持たれています。

警察の調べに対し、男は「今は話したくありません」と供述しているということです。

夫妻は火事に気がつき、避難して無事でしたが、警察によりますと、現場検証で現金がなくなっていることが判明。火事の前後に夫妻の家を訪れていたのが、この男しかいなかったことなどから関与が浮上したということです。

当時、夫妻は男(営業職)の顧客で、捜査関係者によりますと、火事が起きるおよそ2時間前から夫妻の住宅を訪れて、飲食をともにしていたということです。

警察は、事件の詳しいいきさつを調べています。

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