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「道路は大事なインフラ」台風など被災地復旧に活用「応急組立橋」公開 最長40mまで延長

10月に入りましたが、台風シーズンはまだ終わっていません。大雨や地震などの際、被災地の復旧に活用される「組み立て式の橋」が広島市で公開されました。

中国地方整備局が持つ「応急組立橋」です。通常は、分解して保管されていますが、点検にあわせ、一部が公開されました。

RCCウェザーセンター 末川徹気象予報士
「橋の中央を歩いていますが、乗用車が2台通れるスペースが確保されています。川の幅に応じて、橋の長さも変えられるということです」

2023年8月、岡山県鏡野町の橋が台風による大雨で被災しました。この際に活用されたのが組立橋です。

橋の長さは、16メートルから最長40メートル。橋を支える橋脚など大がかりな工事を必要としないため、最短1週間で完成するということです。車道の脇には、ガードレールや歩道も設置されていて、災害時に地域交通を支える役割を担います。

中国技術事務所 相羽晴彦 施工調査係長
「日常生活に戻るため、道路は大事なインフラ。災害はいつ起きるか分からないので、いつでも仮設できるよう点検している」

自治体からの要請があれば引き続き速やかに活用されるということです。

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