広島県呉市にある大崎下島で特産品「大長みかん」の出荷が始まっています。

出荷が始まったのは、呉市豊町で栽培されている温州ミカンのトップブランド「大長みかん」です。

瀬戸内海の温暖な気候と水はけのよい畑で育った大長みかんは、コクのある甘みが特徴でこの時期は、極早生の出荷になります。

今年は、猛暑の影響が心配されましたが、適度に雨が降ったため、少し色付きが遅いものの、例年になく玉太りも良く糖度は十分だということです。

ミカン栽培農家　小林時雄さん
「日照りが続いたので糖度も高い。皆さんに美味しく食べてもらえると思う」

この日、選果場に運び込まれた大長ミカンは、およそ3トン。傷などを確認したあと選果機で大きさのごとに仕分けされ箱詰めされました。

今年の広島県産のミカンは、去年より300トンほど多いおよそ8300トンの収穫を見込んでします。