原爆資料館に寄贈された被爆者の遺品などを紹介する新着資料展が始まりました。
新着資料展では2022年度に寄贈された遺品や写真など、およそ170点が展示されています。
こちらは爆心地から3.6kmにある広島市西区の民家で保管されていた金屏風です。原爆の爆風により屋根が瓦ごと吹き飛び、そのあと降り込んだ「黒い雨」の跡がくっきりと残っています。
こちらは被爆後、過酷な救護活動を行った旧陸軍・船舶司令部「暁部隊」の兵士が被災者に水を飲ませたという水筒です。そのほか大やけどを負った被爆者が着ていた服や写真などが展示されています。
原爆資料館 山下真拓 学芸員
「今と変わらない日常があったことを資料から感じてもらいたい」
新着資料展は来年2月25日まで原爆資料館で開催されています。
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