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自民党総裁選が告示 広島県関係の国会議員は誰を支援? 最多の9人による争い

事実上、次の総理大臣を決める自民党の総裁選が12日、告示されました。今の制度が導入されてからでは最多となる9人による争いとなりました。広島県関係の国会議員は、誰を支援しているのでしょうか? 動向を取材しました。

自民党総裁選には、9人が立候補を届け出ました。

派閥の裏金事件を受けて政治不信が広がる中、政治改革や党改革が争点となるほか、経済や安全保障・社会保障など幅広いテーマをめぐり論戦が交わされます。

総裁選は国会議員票367票、党員・党友による地方票のあわせて734票で争われ、過半数を取る候補が出なければ、上位2人の決戦となります。

自民党広島県連では県内の党員など、2万6232人分の投票用紙を発送しました。広島県連は9日、総裁選の管理委員会を開き事務手続きなどを確認。党本部から先月、「各都道府県連では自主投票とする」とあらためて通達があったということです。

自民党広島県連 中本隆志 会長代理
「鳥取は石破さんで、山口は林さん、岡山は加藤さんというように3人もいるし、隣県からそれだけいるし、また他府県からのいろんな話もある。なので、わたしの腹の中は一応あるが、ここでわたしが発言してしまうと重くなるので、それは自分の胸におさめておこうというふうに思っている」

立候補を届け出た9人は、12日午後から党本部での演説会に臨みました。

高市早苗 経済安保大臣
「国民の皆さまに、しっかりと信頼をしていただける自民党に生まれ変わる」

小林鷹之 前経済安保大臣
「自分の国は自分で守るという基本姿勢に立って、国家安保戦略を確実に実行する」

林芳正 官房長官
「岸田政権で子ども未来戦略、加速化プラン。わたしがプラスしたいのは中長期の安心、希望」

小泉進次郎 元環境大臣
「やるべき改革を断行する覚悟。総理になれば、できるだけ早期に衆議院を解散する」

上川陽子 外務大臣
「今こそ構想力、決断力を持ち、国民の思いに共感できるリーダーが求められていると考える」

加藤勝信 元官房長官
「国民の所得倍増を成し遂げ、改革を加速化し、新しい日本を共につくっていく」

河野太郎 デジタル大臣
「世界の形をどうする、そういう議論をこの総裁選でやらなければいけない、そういう時が来たと思う」

石破茂 元幹事長
「領海侵犯に対して警察権でしか対応できなかった。本当にそれでいいのか。私は日本を守る。そのことに全力を尽くしていく」

茂木敏充 幹事長
「防衛増税、さらには子育て支援金の保険料の追加、それぞれ1兆円は停止」

では、広島県関係の国会議員は誰を支援するのでしょうか。対応は分かれています。

林官房長官は、寺田稔 衆議院議員、石橋林太郎 衆議院議員、宮沢洋一 参議院議員、越智俊之 参議院議員の4人…。また、比例中国ブロックの 畦元将吾 衆議院議員も支援する構えです。

小泉元環境大臣は、小林史明 衆議院議員が支援しています。12日も出陣式のリハーサルをとり仕切るなど、中心的な働きをしています。

上川外務大臣は、小島敏文 衆議院議員が支援します。オウム真理教事件で死刑執行を命令したことを挙げ、「初の女性総理誕生を期待する中で、胆力のある上川氏を一番に評価する」としています。

茂木幹事長は、平口洋 衆議院議員と 新谷正義 衆議院議員が支援します。

岸田総理は、今回は特定の候補者の支持は表明していません。自民党総裁選は、今月27日に投開票が行われます。

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