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「無痛分娩について」

180回目は、 広島中央通り 香月産婦人科 
助産師 藤川奈緒さんにお越しいただきました 。

海外のお産事情を聞くと
アメリカ全体で73.1% フランスは82.2%
イギリス60%、スウェーデン66.1%、
フィンランド89%、北米やヨーロッパなど
多くの妊婦さんが 無痛分娩と言われる
硬膜外麻酔をつかった 分娩を
一般的に選んでいるそうです 。

日本でも最近よく聞く、無痛分娩ですが
広島でも増加傾向にあるそうです。
無痛分娩という言葉から 無痛は楽をする
痛い思いをした方が愛情があるなどと
思う人も いるようですが
もちろん、無痛分娩でも自然分娩でも
愛情に差はありません。

無痛分娩とは、下半身に麻酔などの手段を使って
陣痛の痛みを制御し、
安全に分娩することを目指す方法。
上半身には麻酔がかかっていないので、
産む感覚はあります 産み方は、
促進剤などで陣痛を起こし、
あらかじめ決めた日に産む「計画分娩」と、
陣痛が来たら時に無痛分娩で産む「オンデマンド分娩」が
ありますが 、
オンデマンド分娩は、
いつでも産める状況を整えておかないといけないため、
医師がスタッフに余裕がある比較的大きな病院でないと
対応できません。
そして、麻酔を使うので、 自然分娩に
追加の費用がかかります。

中には、無痛分娩を選択した方が
「自分は何もしなくても 産ませてくれるんですよね」と
言われたりしますが、
無痛分娩は痛みを軽くするだけで
自然分娩と同じ お産への心の準備や
いきんで産むことも必要ですし、
麻酔を使うリスクがあることも知っておくことが
重要です。

こうしたことをしっかりお伝えして
無痛分娩を選ばれた際はもちろん全力でサポートしますよと
藤川さん。
どんな産み方を選んでも 産むのはあなた。
自分でしっかり選択して下さいね。

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