9日午前、広島市中区でごみ収集車の荷台が燃える火事がありました。荷台からはリチウムイオン電池が見つかっています。
消防によりますと、9日午前11時20分ごろ、広島市中区大手町でごみ収集車の運転手から、「荷台から煙が出ている」と119番通報がありました。消防車3台が出動し、火はおよそ1時間半後に消し止められました。
火事があったのは、事業ごみを収集していたパッカー車で、積んでいたごみなどが焼けたということです。けが人はいませんでした。
荷台からは変形したリチウムイオン電池が見つかったということで、パッカー車の回転板に押しつぶされて電池が変形し、ショートして発火した可能性もあるとみて、消防が出火原因を調べています。
広島市内でごみ収集車の荷台から出火した火事は、2020年4月からきのうまでに10件起きていて、市は正しい分別を呼びかけています。
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