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原爆ドームの劣化状況 ドローンを活用した初の調査 数千枚の画像を撮影し壁のひび割れなど確認

広島市は原爆ドームの壁のひび割れなど劣化状況を確認する調査で、今年度からドローンの活用を始めました。

原爆ドームに向かって飛ぶドローン…。広島市は原爆ドームの劣化状況を確認する健全度調査を3年に1回実施しています。これまでは足場を組んで目視で確認していましたが、原爆ドームの外観が数か月間隠れることや、足場による地盤への影響が懸念されていました。

これを受けて広島市は2年前、試験的にドローンを活用したところ、適切に調査できると判断しました。ドローンは、0.2ミリ以上のひび割れを確認することができます。

広島市 都市整備局 中田誠 課長
「被爆の実相をみなさまに見てもらい、心に焼き付けていきたい。そういった意味でもしっかりと保存していきたい。そのための調査工事であると思います」

広島市は、来月の上旬まで大型と小型のドローンを使って原爆ドームの内観と外観を数千枚撮影し、今年度中に状態の結果を出すということです。

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