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広島・平和記念式典の規制強化 松井市長「式典を円滑に開催できた」 来年に向け対策の議論深める

8月6日の平和記念式典では例年より規制が強化され、平和公園全域で入場規制が実施されました。松井市長は「式典を円滑に開催することができた」という考えを示しました。

広島市 松井一実 市長
「去年のような衝突はなく、何よりも安どしている」

広島市は2024年の平和記念式典で入場を規制するエリアを原爆ドームを含む平和公園全域に拡大しました。2023年にデモの参加者が市の職員に集団で体当たりするなどの暴行を加えたとして、逮捕・起訴される事件があったためです。

2024年の式典では拡声器やマイクなどの持ち込みが禁止されたほか、入場ゲートでは手荷物検査や金属探知検査も実施され、厳重な警備が敷かれました。

松井一実 市長
「安全対策を講じたことで式典を円滑に開催することができたと受け止めている。協力いただいた団体や市民に今回の規制についての理解と協力に御礼を申し上げる」

一方で原爆ドーム前では一部の団体が市や警察による立ち退き要請を拒みました。松井市長は来年に向けて対策の議論を深めていきたいとしています。

松井一実 市長
「表現の自由と厳粛な式典をいかに調和させるか、そのための対策を検討していきたい」

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