ラジオカー中村沙織です。
毎日暑いですね!
涼を求めて、ラジオカーがやってきたのは
安芸郡府中町の《水分峡森林公園》です。
府中町役場、町民生活部環境課の大可功三さんに
お話を伺いました。
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《水分峡》と書いて《みくまりきょう》と読む。
この地名の由来について、大可さんに伺ったところ・・
日本書紀や古事記に登場する神武天皇は府中に7年滞在されました。そのとき水分峡で水田農耕のためか、水をお汲み取り配られたとされています。
水分とは流水を分かち配ることを司る神様、天之水分大神(あめのみくまりのおおかみ)と国之水分神(くにのみくまりのかみ)で、すぐそばには水分神社があります。
地元のご年輩の話によりますと、「みくばり」と読む方が多いようです。「みくばり」が訛って「みくまり」となったのかもしれません。
・・とのことでした。
そんな水分峡森林公園は、この時期、水遊びをされる方で賑わっています。
駐車場から歩いて行くと、まず左手に見えるのがこちらの小川。
この小川で遊んでいる方もいらっしゃいますが、
やっぱり1番人気は上流に沿って2~3分ほど山を登った場所に現れるこちらのスポット!
水分峡森林公園の中を流れている川は、どこも深さがなく、流れも速くないので
この日も小さな子どもたちで賑わっていましたよ。
水分の神様と神武天皇のおひざ元で水遊びを楽しめる、絶好の避暑地です。
駐車場から歩いて15分ほどの場所には、キャンプ場もあります。
このキャンプ場は、事前予約不要で施設使用料も無料とのこと。
バーベキューも楽しむことが出来ますよ!
ただ、オートキャンプ場ではないそうなので、お車は管理事務所のある下の駐車場に止めてくださいね。
そして、さらに5分ほど歩くと《草摺の滝》(くさずりのたき)という美しい滝を見ることも出来ますよ!
平成30年の豪雨災害で、この水分峡も大きな被害を受けましたが、水生生物なども少しずつ帰ってきてくれているそうです。カワニナもたくさん住み着いているそうなので、近いうちにホタルも観れるのではないでしょうか。
青空の下、透き通った水の中で
皆さん自然と触れ合いながらリフレッシュされていましたよ!
暑さを吹き飛ばす川遊び。
心地よいせせらぎの音やセミの鳴き声を聴きながら、
《水分峡森林公園》で夏の思い出を作りませんか!
レポーター中村沙織
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