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田んぼは防災にも役に立っている。水田の多面的機能について

JA広島中央会 総務企画部の木山義仁さんに「農業と防災」と題して「水田の多面的機能」について教えて頂きます。

水田の第一の目的は、「お米」を作ること。ただ、それだけではない。
その中には、防災も含まれているのが「水田の多面的機能」です。
例えば、中山間地の田んぼは斜面にあることが多い。田んぼの手入れが土砂崩れ防止に役立っている。田んぼに水をためておくことで、流域の治水・洪水を防ぐことにつながります。
田んぼダムとも言い、全国でも取り組まれてます。
 
しかし、農家が減って田んぼの維持ができなくなると、防災の機能が落ちてしまう。
一方で、今国会で改正された「農業の憲法」こと、食料農業基本法でも、「水田の多面的機能」という考え方は25年前から盛り込まれていた。
農村の基幹産業は農業であり、農地を保全することで「多面的機能」が発揮できると。
今回の改正で、今後、多面的機能の促進を図る施策があるかも。

困ったことに、農家がいなくなれば、農地(田んぼ)は維持できず、災害のリスクは上がる。 私たちが県産品を買って、広島の農家を応援することは、農家の安定につながり、農地の維持、「水田の多面的機能」の維持につながることを知ってほしい。

本名正憲のおはようラジオ
radiko ⇒ https://radiko.jp/share/?sid=RCC&t=20240613063800

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