碁盤目状の街では、通りの街並みを見れば方角が分かることがあります。例えば上記写真の東京都千代田区、古書店でも有名な神保町です。メイン通りとなる靖国通りと建物を見ればこれで方角が分かります。写真左が南で右が北になります。
時間と影の向きを見れば大体想像はつきますが、注目したいのは通りの店についてです。古書店が多く並ぶ神保町、古本は直射日光に弱いので、あまり陽を当たらないようにして保管するのがベストです。そのため、古書店の入り口を北側に向けることで、陽が当たらないように工夫しているのです。
その工夫は広島でも見かけることができます。
広島市中区、周辺には飲食店も多い仏壇通りです。名前の通り仏具店が立ち並んでいますが、こちらも古書店と同様、入り口が北側に向いています。仏具に使われている漆が直射日光に弱いためです。
住宅街でもベランダは南向きの建物が多く並んでいますが、あえて北向きにする建物もあるので、どの方角にどの店があるのか、ちょっと気にかけてみてください。
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