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みみコミ💬イマ最もチケットの取りにくいピアニストのひとり!石井琢磨さんが「第九ひろしま」で生演奏!(12/17(日)広島サンプラザホール)

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radiko:田口麻衣noみみコミ | RCCラジオ | 2023/10/29/日 17:00-17:15
出演者:ピアニスト石井琢磨さん
内容:第九ひろしま2023(12/17(日)広島サンプラザホール)

広島の年末の風物詩ともいえる「第九ひろしま」。今年は1000人の合唱団が参加し歓喜の歌声を響かせます。今年の第1部のゲストはピアニストの石井琢磨さん。YouTube「TAKU‐音たくおんTV」のチャンネル登録者数は何と24万人越え!今もっともチケットが取りにくいと言われている石井琢磨さんに話を聞きます。

今は、日本各地での演奏会ツアー中でらっしゃるんですよね。

2つツアーをやらせていただいてまして、CD発売記念ツアー「Szene(セーネ)」というCDを出させていただき、全国6ヶ所周りました。それと並行して47都道府県ツアーもやらせていただいていて、それはまだ11ヶ所目かな。まだまだこれからあります。

お忙しいですね。そんな中、広島にもお越しいただきました。石井さんはウィーンと日本の2拠点生活ということです。日本に来られたのは、いつ頃ですか。

帰ってきたのは6月の初旬あたりです。

ふと気になったんですけど帰ってきたという言い方は日本になるんですか。

ウィーンに戻るっていう感じです。ウィーンに戻って日本に帰る。(笑)
どっちも多分、帰る戻る場所っていう認識なのかもしれません。行くって感じじゃないですね。

あらためて、プロフィールをご紹介させていただきます。

東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を経て、ウィーン国立音楽大学ピアノ科に入学。
ピアノ科修士課程を満場一致の最優秀で修了、そして今年8月にはポストグラデュアーレコースを修了されました。
オーソドックスな古き良きクラシック音楽に主軸を置きながら、クラシックをより身近にというコンセプトで動画配信も行う、新しいタイプのピアニストとして活動されています。
YouTubeのたく音TVたくおんチャンネルは登録者数24万人を超え、大人気となっています。

先ほどRCCのロビーのピアノで演奏されているとこを拝見したんですけど、本当にたくおんさんの演奏が、ものすごく色気があるんですよね。ちょっと目線を上げられるじゃないですか。目が合ったような「気がする」んですよ。(笑)みなさんこれは喜ばれるんじゃないかと思いました。

(笑)そうですか?今後もそれを心がけてやっていきます。

そもそもピアノと出会われたのはいつ頃なんですか

3歳からピアノを始めました。姉が2人いるんですけども、既にピアノを始めていました。そこで、母が手ほどきを少しするわけです。お稽古のときは母を独り占めできているような感覚になって。僕も母と遊びたい、独り占めしたいという思いからです。
ちょっと最初からやっぱり入り込む何かがありましたか?
もうね、好きで好きで仕方なかったです。他のいろんなおもちゃとかあったと思うんですけど、ピアノに触れてる時間が一番楽しかったですし、今でもそうです。

それをお仕事にしていこうと思われるきっかけは?

僕はサッカーもやってたんですね。かなりガッツリやってまして、土日は必ず試合か遠征に行くみたいな。

ポジションは?

ミッドフィルダーの右サイドハーフです。将来サッカー選手になりたいと当時の僕は思ってたぐらいです。結構スポーツ少年だったんですよ。真っ黒で。サッカーの試合をすると、よかったよ。頑張ったねって声をかけてもらえるんですね。
並行して、ピアノもすごく好きだのでやっていました。中学3年生の発表会の時のことなんですが。僕の全く知らない貴婦人の方から「あなたの演奏を聞いて、幸せになった」といっていただいたんです。雷が落ちたような言葉をいただいたんです。
サッカーは、もちろん日本代表とかであれば勇気や希望を与えられますよね。だけど、その当時の僕のサッカーの技術では、頑張ったねとか、もちろん自分なりには達成感あったんですが、ピアノだったら、もしかして自分は人を幸せにできるかもしれないなとおもったんです。エンターテイナーとしてこんなに素晴らしい職業はないなって思いまして。人生のなりわいにしていこうと決心したのが、それがきっかけなんです。

そのときそのご婦人が聞いていなかったら・・・

そうなんです!何回かこういうメディアでもお話させていただいて毎回言ってるんです。「名乗り出てください!」と。まだ探しています。

人に幸せを与えるようなご自分のピアノの良さって、どういうところだと思われますか。

やっぱり自分がとにかくピアノが好きということがまず大前提にあります。それと、やっぱり人を喜ばしたい。楽しんで欲しい、そして元気をもらってほしいという思いでピアノを演奏しているので、おそらくそれが少しでも伝わっているのかな、と思います。

YouTube配信を始めようと思ったきっかけは何だったんですか。

2020年の3月、2月頃新型コロナが広がり始まりましたよね。予定していた演奏会や、いわゆるピアノ関係のお仕事が軒並み中止延期になったんですね。このままだとピンチだと。でもこういうときこそピンチをチャンスにという考えでYouTubeを始めました。当時は生音を果たしてどこまでYouTubeで表現できるかどうか、不安でしたけど、蓋を開けてみると、すごくたくさんの方に登録していただいて。今やもう24万人。本当始めてよかったなって今思っています。

YouTubeをいろいろ見させていただいていると、各地のストリートピアノで演奏さる動画があって。ステージとストリート、違いはありますか。

どの演奏をするのも全力投球しています。ただお客様は、ストリートピアノだとフラット、気楽な感じで、「なんか引いてる!」って、ちょっとベンチがあったら座ってみようかっていう感じで敷居が低いんですね。門が開かれてる状態ですよね。だからお客様にとってはすごくフランクに聴ける状態だと思います。

反応も違ったりするんですか。

そうですねやっぱり動画上でも声をかけていただいたり。クラシックのコンサートは声を出しちゃいけない状況が続きますから。そうではなくて野外だからこその解放感はあります。

今日RCCにお越しいただいたのは、12月の第九ひろしまにゲストとしてご出演くださるというご縁があるわけなんです。第九ひろしまは、一般応募で結成された1000人規模の合唱団の皆さんがベートーベンの第九を歌うというコンサートです。歴史も重ねているんですけど、日本では他の地域でも年末によく第九を聞きます。たおくおんさんにとって第九はどんなイメージですか。

僕の第九のイメージは、故郷なんですよ。徳島県鳴門市出身なんですね。実は、第九日本初演が鳴門市なんです。幼い頃から第九っていう文字はすごく親しみがあって身近にあったものなので、今回こういうふうにこの広島で第九のコンサートに出られるっていうのは非常に嬉しいことです。

逆にウィーンで生活される中で第九に触れることは?

あります!もちろんそのベートーヴェンの演奏会があったり第九演奏があったり。好きな作品の一つです。

( RCCロビーのポスターにサインをいただきました!)
今回この第九ひろしまで石井さんがゲストとして登場されるわけなんですけれども、石井さんの生の演奏を初めて聴くというお客さんも大勢いらっしゃると思います。どんな演奏を届けたいですか。

ソロの曲を1曲とピアノコンツェルトを1曲演奏させていただきます。ソロの曲は僕が住んでいるってこともあってウィーンのワルツに関連した作品を演奏します。そしてピアノコンチェルトは、リストのピアノコンツェルト第1番という曲を演奏させていただくんですけれども、超絶技巧の曲です。もう本当に最後は燃えたぎるように、すごいパワーで曲が終わるわけです。なので、年末ってちょっとお疲れ気味じゃないですか。僕の演奏を聴いて駆け抜けていくぞ!っていう感じで聴いて欲しいですし、第九の方は、もう年末の風物詩ですから、今年も年末が来たなと思っていただけたらなと思います。

最後に何かメッセージありますか。

12月17日の第九ひろしま。石井琢磨、たくおん、頑張って演奏します!お客さんの方も指揮者の方々も本当に素晴らしいメンバーが揃っていますので、ご都合よろしければ是非お越しください。

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