今年も何度もすでに目にしている台風進路図に関して、その表現は少しずつ変わってきているのです。
1953年、台風情報が始まった時は扇の形をしていて、方向の誤差しか表現をすることができませんでした。その後、予報能力の向上などにより、1982年から予報円での表現に変わり、方向だけでなく速さの誤差も表現されるようになりました。
その後、その予報円には暴風警戒域も表現されるようになりました。台風の中心が予報円内に進んだときに、風速25m以上の暴風域に入るおそれのある領域になります。
さらに、スーパーコンピューターの精度向上に伴い、現在は熱帯低気圧に対しても、台風に発達する場合には120時間先の進路の情報が発表されるようになりました。
上空の偏西風が強くなる秋の頃の台風は一気にスピードを上げるおそれがあります。台風の情報が発表されたらこまめにチェックするようお願いします。
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