G7広島サミットが始まり、広島市内の本格的な交通規制も行われています。実際に、市街地でも車の数が一気に減っていると感じます。この交通量の変化が天気にも影響を与えるかもしれません。
その理由の一つとして車からの排気ガスなどが減ることが挙げられます。
東京などの人口の多い都市部では人工排熱などの影響により、気温が平日に高くなり、休日に低くなる「週末効果」があります。気温が高くなれば上昇気流も発生しやすくなるため雲のできる可能性が高くなります。
また、排気ガスなどの小さな塵・エアロゾルは、雲が発生するための材料となるため、雲のできやすさにも関係します。
エアロゾルが少ない場合は積乱雲内で雨がすぐに成長して降ってきますが、汚れた空では雲のつぶが多く出来るために、なかなか雨になりません。
結果的に、水蒸気の供給量が多くなって積乱雲が発達し、雨の量が増えるという説があります。つまり、人間活動は空に様々な影響を与えているということになります。
雲のできやすさにより天気にも影響が出てくる…天気予報も奥が深いですね。
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