マツダは、中国市場向けの新型EVを2車種発表しました。

世界最大級となる北京モーターショーで発表された「MAZDA EZ-6」です。マツダのデザインテーマ「魂動」に基づくボディに、合弁先である中国の長安汽車の電動技術を組み合わせたセダンタイプのEVです。電気自動車とプラグインハイブリッド車をラインナップし、ことし中に中国で発売されます。

このほかコンセプトモデルとして「MAZDA 創 ARATA」も発表されています。こちらは、SUV車で新型EVの第2弾として、来年中に量産、販売をする予定です。

日本の自動車メーカーが、現地EVメーカーに押されて劣勢に立つ中国市場で、マツダは2021年に投入した中国限定のCX-30EVモデルの生産を先月、終了しています。

中国では、新しい技術商品を好む傾向にあり、マツダの 毛籠勝弘 社長は「長安汽車とともに、中国市場で反転攻勢に出たい」とコメントしています。