大規模な災害が起きたとき、欠かせないのが車の燃料です。停電が起きても給油を続けられるガソリンスタンドで、実践的な訓練が行われました。

店員
「地震!給油停止、ノズル戻してキャップ閉めて」
「エンジンオイルよし、オイル漏れなし。発電機始動しました。異常ありません」

非常用電源へ即座に切り替え 緊急車両への給油手順を確認

訓練は大規模な地震による停電を想定して行われました。

電源を遮断し店を停電状態にしたうえで、発電機の操作や電源の切り替え手順を確認。
非常用電源を使って給油機を動かし、消防の緊急車両へ燃料を供給しました。

広島県石油商業組合の廣川正和副理事長は「ガソリンスタンドは災害時における最後の砦。停電状態から発電機をつなげて給油できる状態にするまでを経験できたのは非常に意義があった」と話しました。

400か所のGSが停電時給油に対応

県内におよそ640か所あるガソリンスタンドのうち、自家発電設備を備え、停電が起きても緊急車両や地域住民へ給油を続けられるガソリンスタンドはおよそ400か所に上ります。

石油商業組合では、今後も県内各地のガソリンスタンドで実践的な訓練を重ねていく方針です。