ハンドボールの日本最高峰リーグ「リーグH」。新シーズンが開幕し、あさっていよいよ初戦を迎える「イズミメイプルレッズ」に迫りました。

1994年に創部し、過去8度のリーグ優勝を誇るイズミメイプルレッズ。しかし昨シーズンはリーグ最終盤の痛恨の敗戦により、わずかな差でプレーオフ進出を逃しました。

「勝てる試合を落とさない」。そのために指揮官が選手に求め続けてきたものがあります。

大前典子 監督
「日頃の練習から(自滅の)ミスを無くすとか、ミスは無くならなくても相手に走り負けないとかっていうところは本当意識して取り組んできたので」

日頃の地道な取り組みが、先月行われた国民スポーツ大会で形となります。決勝戦で昨シーズンのリーグ王者・香川銀行シラソル香川を接戦で破り、実に23年ぶりとなる優勝を果たしました。

大前典子 監督
「(去年は)勝ち切れないという弱さがあった(国スポ決勝は)『この試合は勝ち切るんだ』っていう強い選手の執念というか、それが見えた試合だったと思います」

掴み取った確かな手応え。狙うは5年ぶりのプレーオフ進出、そして日本一です。大前 監督が守りの中心として名前を挙げるのが、今シーズン移籍で加入した宇野史織 選手です。豊富な運動量と経験を武器に、守備に新たな風を吹き込みます。

宇野史織 選手
「一言で言うとワクワクしてますね(笑)運動量を出してアグレッシブに、みんなをも巻き込んで運動量を高めていきたい。みんなのプレーを引き上げるようなプレイヤーとしてやりたい」

そして攻撃面で絶大な信頼を寄せられているのが、絶対的エースの高木奈央 選手です。175センチの長身からの豪快なシュートでオフェンスを牽引します。

高木奈央 選手
「エースという言葉に恥じないように、チームを引っ張って行けるように。私もすべてをかけて戦おうと思っているので、必ずプレーオフに行きたいと思います。」

さらに今シーズン、大きな変化となっているのが「選手同士の対話」です。キャプテンの山本春花 選手を中心に、練習の合間にも自然と集まり、プレーの意識を細かく擦り合わせてきました。

山本春花 選手
「(メイプルレッズは)全員だ戦う分、試合でも全員が出ることが多い。1人1人が話すと言うよりチーム全体で話す場面が増えた」

全員で意識を共有し、チーム一丸となって、イズミメイプルレッズが17日の初戦から怒涛の進撃を誓います。

山本春花 選手
「はっきりとした目標ではやっぱり日本一、そしてプレーオフ進出っていうのを目標にしています。(開幕戦から)良いスタートを切って自分たちのペースで試合を持っていけるようにしたい」