インフルエンザの感染が、異例の早さで流行しています。広島市のインフルエンザ感染者数は去年の約10倍で、ワクチンの接種を早める人もいます。

「ゆっくりあーんして。のどが赤いね」

広島市内の小児科クリニック。こちらの男の子は、発熱などの症状で受診しました。このクリニックでは先週、23人のインフルエンザ陽性患者が出たということです。広島市によりますと、直近の感染者数は1医療機関あたり9.09人で、去年の同時期の約10倍です。学級閉鎖も、先週1週間で15校に上っています。

もり小児科 森美喜夫院長
「直近の10月11日、休日当番医をしたが、発熱患者が78人ぐらい、50人にインフルエンザの検査をして、19人が陽性だった」

こうした早い流行に、クリニックでは先月14日からインフルエンザワクチンの予防接種を始めました。今年は、接種を早める人も多いといいます。また、こちらでは2年前から、生ワクチンを点鼻するタイプの接種も行っています。対象年齢は2歳から18歳で、接種は1回です。点鼻タイプを希望する人は増えていて、今シーズンはおよそ4分の1の人が、点鼻タイプを選んでいる状況だということです。

子どもは
「痛くなかった。こっちの方がいい」

もり小児科 森美喜夫院長
「鼻に0.1CCづつ入れるだけなので、痛みがないのがメリット。デメリットは生ワクチンなので軽いインフルエンザの症状が出ることがある。熱が出ることもまれにあるし、くしゃみとか体がだるいとか」

接種が可能かどうかは、主治医やかかりつけ医に相談してほしいとしています。