7月28日に最大震度7を観測した「熊本地震」について、広島大学の研究チームが調査報告会を開きました。

調査を報告したのは、広島大学の熊原康博教授と後藤秀昭教授です。2人は、先月の熊本地震発生の後、地上や上空から被災現場を調査しました。今回の地震の断層破壊は益城町から八代市に伸びる日奈久断層に沿って起こり、10年前の「熊本地震」では、益城町から北東に伸びる布田川断層付近で起こっていました。今回の調査では、2つの断層帯の接続地域近くで、10年前と先月、ほぼ同じ活断層上のずれが起こったことなどがわかりました。また、今回の地震で、最大約1.3メートルの「右横ずれ」を確認したということです。

後藤秀昭 教授「地震はいつ来るかわからない。断層の位置にきちんとマッピングをしてあげてそれを今後の地震防災に活かすということ重要な課題」

2人の教授は、国土地理院の活断層図の作成に携わっていて、今回の調査結果も今後の重要な情報になるということです。