広島県被団協の原爆死没者追悼慰霊式が開かれました。
黙とうから始まった慰霊式には、広島県内の被爆者団体の会長らが出席。
今年5月に新たに理事長となった原田浩さんは、腰痛のため座って挨拶しました。
広島県被団協 原田浩理事長
「広島県被団協でも被爆者の高齢化が進み、悲惨な体験を次世代に繋ぐことが難しいという大きな課題に直面しています」
県被団協の会員数は、2年前の集計で3200人ほどだということです。
「絶対戦争はしないと亡くなった方がに約束した」

閉会の挨拶では、中学2年生で学徒動員中に被爆した植田さんが、「今も、ものすごく暑かった、痛かった、悲しかったという3つの思いが蘇る」と思いを語りました。
広島県被団協 植田雅軌副理事長
「(今は)膨大な軍事予算を計上してね、とにかく『戦争をせえ』いうことじゃないですか。亡くなった方々に約束したんですよ。絶対にそういうことになったらいけない。ワシらががんばるけぇって、安らかにお眠り下さいって」
「核兵器の悲惨さを本当に分かっていますか」

原田理事長は、与党内で非核三原則の見直しを議論するという声もあがる中、来月6日の「要望を聞く会」で、初めて理事長として総理と向き合うことになります。
広島県被団協 原田浩理事長
「核兵器の悲惨さというものが、あなた本当にわかってますかと。炎から逃れるために、生きているか死んでいるかわからないような市民の身体を踏んで逃げたんですからね。そういう気持ちがわかるか、と私は言いたい。」
原田理事長は、被爆体験をしっかり伝えることが広島の原点だと話しました。
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