三重県で、大型トラックが渋滞の列に追突し6人が死亡した事故で、中国運輸局は、広島市にあるトラック事業者に30日間の事業停止などを命じました。

この事故は3月、三重県の新名神高速道路で、大型トラックが渋滞の列に追突し、2台の乗用車に乗っていた子ども3人を含む6人が死亡したものです。

事故を受けて中国運輸局は広島市安芸区にある運行会社「HIROKI」の特別監査を実施しました。

監査の結果 多数の法令違反が発覚

監査の結果、複数の運転手の勤務や拘束時間が国の定める基準を守っていなかったり、運行前後の点呼を実施していないのに、したように装ったりするなど、多くの違反が確認されたということです。

このため、中国運輸局はHIROKIの本社営業所に、7月28日から30日間の事業停止と、トラック176日分の使用停止を命じました。

この事故を巡ってはトラックを運転していた水谷水都代被告が過失運転致死の罪で起訴され、裁判が続いています。

見分の様子

見分の様子

監査に入る運輸局の職員(3月・広島市)

証拠品を押収した三重県警の警察官(3月・広島市)