台風のたまご「熱帯低気圧」は、23日正午現在、フィリピンの東を時速25kmの速さで西北西へ進んでいます。24時間以内に台風へ発達する見込みです。最新の進路図によると、大陸へと進み、27日には熱帯低気圧に変わる予想です。

また、予想の一つとして、今後の雨・風のシミュレーション画像を見ると、27日頃、日本のはるか東で「気がかりな渦」ができ始め、8月2日頃には日本の東に進んできます。今の予想では、「渦」が発達した状態で近付くおそれもあります。今後の動向にご注意ください。

【画像で確認】次の台風発生へ 日本への影響は 8月2日までの雨・風シミュレーション

台風の発生数は平年の2倍 エルニーニョとの関係性は? 

「台風(TS=TROPICAL STORM)」は、中心付近の最大風速が34ノット(17.2 m/s)以上の熱帯じょう乱のことです。

23日時点で、ことし発生した台風の数は「11個」で平年の約2倍となっています。気象庁は先日、約2年ぶりに「エルニーニョが発生していると見られる」と発表したばかりです。一般的に、台風の寿命が長くなる傾向があります。

〈エルニーニョ発生時に見られる傾向〉
・台風の発生位置が、平常時に比べて平年では南東にずれる(夏と秋は南にずれる)。
・夏、最も発生した時の台風の中心気圧が、平常時より低い。
・台風の発生から消滅までの寿命が長くなる。

台風の発生数が増えるわけではないようですが、遠く離れた海域での動向も含め、最新の情報をチェックするようにしてください。