フランス1部リーグへの期限付き移籍が決まった、J1サンフレッチェ広島の中村草太選手(23)が、新天地への意気込みを語りました。

「ワクワクというか楽しみの方が強いですし、でもやっぱり少しの不安というか、そういったところもあります」

23歳の中村は、明治大学から去年広島へ入団。プロ1年目からリーグ戦で6ゴールを挙げる活躍を見せ、日本代表にも選出されました。移籍先となるのは、フランス1部「ル・アーヴルAC」です。

「そうですね、まずは5大リーグというところをひとつ目標にしていたところなので、そのチームからオファーが届いた時には、もう自分で決めていました」

自分の人生設計のなかでも「1年半で海外へ」と思い描いていた中村。
世界トップレベルのクラブがひしめく「フランス」での挑戦を決めました。

「パリ・サンジェルマンだったり、上位の本当に名を知られたチームっていったところは本当にものすごく楽しみですし、そういったところとやる時は、もう臆せずに、どんどん挑戦していきたいなと思ってます」

サンフレッチェ広島での思い出

「たくさんあるんであれですけど、初ゴールの時だったりとか、個人チャントができた日とか、あとはタイトル取った日とか、本当にそれ以外でもチームメートとご飯を食べたりとか、そういった小さな思い出も、大きな思い出もやっぱり、1年半っていう短い間でしたけど、本当にたくさんの思い出があります」

縁もゆかりもなかった広島の街は、中村にとっても特別な場所になりました。

「ものすごく温かい街ですし、ものすごく気に入ってるというか、好きな街です」

フランスリーグへの移籍の先には、世界最高峰の舞台も見据えます。

「向こうに行くことがゴールでないですし、そっからステップアップだったりとか、4年後の代表っていったところは狙っていきたいなと思ってます」

中村草太の移籍秘話

今月、中村草太と共にフランス1部ル・アーヴルACへの加入が発表された人物がいます。水多海斗26歳。実は、中村の前橋育英高校時代の2つ上の先輩です。

中村
「連絡も取りあっていて、そういった選手がいるのは自分にとっても頼りがいがあるというか、安心できるところかなと思っています」

水多は高校卒業後、Jリーグを経験せずにドイツへ渡り、マインツのU-23やビーレフェルトなどでプレー。昨季はドイツ3部のロート・ヴァイス・エッセンの主力として、公式戦41試合で9ゴール、12アシストという成績を残しました。

ル・アーヴルは、1884年創設の歴史あるクラブですが、日本代表の瀬古に加えて、水多、中村と日本人3人目の獲得となりました。

中村
「まずは自分の武器、特徴が通用するのかどうかというところを試してみたい。挑戦していくなかで、自分がどういうところで生き残れるのかとか、そういった武器、特徴といったところを、もっと成長できたらいいなと思ってます」

明治大学時代、2年連続の得点王とアシスト王を受賞。MVPにも輝き、鳴り物入りでサンフレッチェに入団したスピードスター。

広島から世界へ。中村の新たな挑戦が始まります。