「大型」の台風9号が沖縄地方から大陸へ移動しています。12日午前6時現在、台風9号は、華中を時速30kmの速さで北西へ進んでいます。最大瞬間風速は45m/s。16日(木)には温帯低気圧に変化して北海道付近に進む予想です。

そんな中、次の「渦」ができる予想になってきました。気象庁の発表する13日午後9時の予想天気図を見ると、日本の南海上に「TD」TROPICAL DEPRESSIONの文字が。予想ごとに発達具合や進路が変わり、まだブレ幅が大きくなっています。「渦」が台風に発達するかどうか、日本に近付くかどうか、今後の動向に注意が必要です。

【画像で確認】台風9号の次の「気がかりな渦」日本への影響は? 7月22日(水)までの雨・風シミュレーション

台風の発生数は平年の2倍 エルニーニョとの関係性は? 

「台風(TS=TROPICAL STORM)」は、中心付近の最大風速が34ノット(17.2 m/s)以上の熱帯じょう乱のことです。

気象庁は先日、約2年ぶりに「エルニーニョが発生していると見られる」と発表したばかりです。一般的に、台風の寿命が長くなる傾向があります。

〈エルニーニョ発生時に見られる傾向〉
・台風の発生位置が、平常時に比べて平年では南東にずれる(夏と秋は南にずれる)。
・夏、最も発生した時の台風の中心気圧が、平常時より低い。
・台風の発生から消滅までの寿命が長くなる。

台風の発生数が増えるわけではないようですが、遠く離れた海域での動向も含め、最新の情報をチェックするようにしてください。