「大型で非常に強い」台風9号が日本の南海上を進んでいます。8日午後3時現在、台風9号は、フィリピンの東を時速20kmの速さで西へ進んでいます。

予報円を見ると11日(土)に、先島諸島に直撃するおそれがあります。また、日本列島に停滞する梅雨前線を刺激するおそれもあります。

現在、日本の南には高気圧が張り出していて、台風の進路によってはその高気圧が強まったり弱まったりします。高気圧の位置で、日本列島にどう影響を及ぼすか変わるので、注意が必要です。
※9号の名前「バービー」は「ベトナム北部の山の名前」に由来しています。

**【画像で確認】台風9号 勢力を保ったまま先島諸島直撃か 7月19日(日)までの雨・風シミュレーション**

台風9号の今後の進路は?

8日(水)午後3時の実況
種別    台風
大きさ    大型
強さ    非常に強い
存在地域    フィリピンの東
中心位置    北緯16度55分 (16.9度)
東経133度00分 (133.0度)
進行方向、速さ    西 20 km/h (11 kt)
中心気圧    925 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (100 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (140 kt)
25m/s以上の暴風域    全域 280 km (150 NM)
15m/s以上の強風域    全域 650 km (350 NM)

9日(木)午前3時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    フィリピンの東
予報円の中心    北緯17度35分 (17.6度)
東経131度05分 (131.1度)
進行方向、速さ    西北西 20 km/h (10 kt)
中心気圧    925 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (100 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (140 kt)
予報円の半径    45 km (25 NM)
暴風警戒域    全域 320 km (175 NM)

9日(木)午後3時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    フィリピンの東
予報円の中心    北緯18度50分 (18.8度)
東経129度30分 (129.5度)
進行方向、速さ    北西 20 km/h (10 kt)
中心気圧    925 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (100 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (140 kt)
予報円の半径    65 km (35 NM)
暴風警戒域    全域 340 km (185 NM)

10日(金)11日(土)の進路は?日本への影響は

10日(金)午後3時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    沖縄の南
予報円の中心    北緯21度40分 (21.7度)
東経126度30分 (126.5度)
進行方向、速さ    北西 20 km/h (10 kt)
中心気圧    935 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (95 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (135 kt)
予報円の半径    100 km (55 NM)
暴風警戒域    全域 380 km (205 NM)

11日(土)午後3時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    東シナ海
予報円の中心    北緯25度30分 (25.5度)
東経122度10分 (122.2度)
進行方向、速さ    北西 25 km/h (14 kt)
中心気圧    950 hPa
中心付近の最大風速    45 m/s (85 kt)
最大瞬間風速    60 m/s (120 kt)
予報円の半径    150 km (80 NM)
暴風警戒域    東側 480 km (260 NM)
西側 370 km (200 NM)

12(日)13日(月)の進路は?日本への影響は

12日(日)午後3時の予報
種別    台風
強さ    -
存在地域    華中
予報円の中心    北緯29度30分 (29.5度)
東経117度20分 (117.3度)
進行方向、速さ    北西 30 km/h (15 kt)
中心気圧    990 hPa
最大風速    20 m/s (40 kt)
最大瞬間風速    30 m/s (60 kt)
予報円の半径    185 km (100 NM)

13日(月)午後3時の予報
種別    熱帯低気圧
強さ    -
存在地域    華中
予報円の中心    北緯31度50分 (31.8度)
東経115度00分 (115.0度)
進行方向、速さ    北西 15 km/h (8 kt)
中心気圧    994 hPa
予報円の半径    220 km (120 NM)

台風の発生数は平年の2倍 エルニーニョとの関係性は? 

「台風(TS=TROPICAL STORM)」は、中心付近の最大風速が34ノット(17.2 m/s)以上の熱帯じょう乱のことです。

8日時点で、ことし発生した台風の数は「10個」で平年の約2倍となっています。気象庁は先日、約2年ぶりに「エルニーニョが発生していると見られる」と発表したばかりです。一般的に、台風の寿命が長くなる傾向があります。

〈エルニーニョ発生時に見られる傾向〉
・台風の発生位置が、平常時に比べて平年では南東にずれる(夏と秋は南にずれる)。
・夏、最も発生した時の台風の中心気圧が、平常時より低い。
・台風の発生から消滅までの寿命が長くなる。

台風の発生数が増えるわけではないようですが、遠く離れた海域での動向も含め、最新の情報をチェックするようにしてください。