新年度・259回目は、
あおさきこども診療所 院長 梶梅あい子先生にお越しいただきました。
子どものこころ専門医として、日々たくさんの親子に寄り添っていらっしゃいます。

4月は子どもにとって緊張の連続・・・。
特に入園や入学を控えているお子さんにとっては、これまでの慣れ親しんだお友達や先生と離れて、全く新しいルールの中に飛び込むわけですから
新しく始まることにワクワクする一方で、
環境の変化に不安感をおぼえて
ストレスを抱えてしまう子は少なくありません。
また「新しい環境に合わせよう」と、頑張るこどものエネルギー消費量は
相当なものです。
目をパチパチさせたり咳払いをしたりといった「チック」が出やすくなったり、
夕方にガクッと疲れが出たり、イライラしやすくなったりもします。

「親としては不安になり『なんとかしなくちゃ』と焦りがち。
でもまずは「この子はいま、頑張っているんだな」と温かく見守ってあげてほしいです」とあいこ先生。

変化の激しい時期だからこそ、「いつものルーティン」を大事にしてあげて下さい。
寝る前の読み聞かせや決まったおやつ、
楽しい週末の過ごし方など家の中に「いつも通り」があるだけで、
人間は本能的にホッとして落ち着くことができます。
本当に疲れが表面化してくるのは、実はゴールデンウィーク明けだそう。
気を張って頑張ってきた証拠です。

もし登園しぶりや、腹痛が1ヶ月以上続くようであれば、
まずは園や学校の先生、スクールカウンセラーさんに相談してみてくださいね。

4月は「はじめまして」の連続で、親もこどもも無意識のうちに疲弊しています。
「今は頑張っているね」と見守り受け入れながら、
親子で「いつも通り」の時間をゆっくり過ごして、心落ち着くひとときを持ってくださいね。