海難救助のスペシャリスト「特殊救難隊」と、広島航空基地の職員らによる合同訓練が、1日、広島湾で行われました。

白山貴浩 記者
「爆音と強風の中、隊員たちはひるむこと無く、巡視艇に降りてきます」

この訓練は、第六管区海上保安本部と東京の「第三管区」に所属する特殊救難隊が合同で行ったものです。

「トッキュー」の通称でも知られる特殊救難隊は、海上保安庁の全職員およそ1万4000人の中から選抜された、わずか38人しかいない海難救助の精鋭集団です。普段は羽田を拠点に、火災を起こした船や荒れた天候の中での救助など、高度な知識と技術が必要な特殊海難に備えています。

ヘリから船へ「リペリング降下」!瀬戸内海の海を守る隊員たちの決意

訓練では、上空でホバリングするヘリコプターから、降下器とロープで巡視艇へと降り立つ「リペリング降下」が披露されました。さらに、船から救助した人をヘリコプターへと引き上げる訓練も行われ、息の合った高度な連携を見せていました。

第三管区海上保安本部 特殊救難隊 間賀田祥岳 隊長
「打ち合わせや重ねてきた訓練で、安全確実な救助作業を行うことができた。瀬戸内海の海を守るという精神で、これからも日々訓練にあたりたい」第六管区海上保安本部は、今後もこうした訓練を重ね、有事の際にも迅速に対応できるよう準備を進めたいとしています。