245回目は、
産科・婦人科 藤東クリニック 
藤東猶也副院長に、
女性の健康と選択肢としての
「ピル」についてお話を聞かせていただきました。

一般的なピルは、女性ホルモンを調整して避妊効果を得るものですが
そのほかにも使用目的があります。
他にも生理が重いため改善したい、PMSを和らげたい、
生理周期を不安定なので安定させたい、
生理を遅らせたい、肌トラブルを改善したいといった目的でも使われます。

日本で入手できるピルは主に5種類。
低用量ピル、超低用量ピル、中用量ピル、黄体ホルモン薬、緊急避妊薬
といわれるものです。
超低用量、低用量という名称は、主にピルに含まれる
エストロゲンの含有量を示しています。
量が少ないほど、吐き気や血栓症リスクといった副作用を抑えることができます。

そして実は今年6月、日本で初めての国内承認ミニピルが登場しました。
乳がん既往歴、血栓症リスクの高い方、
そして授乳中の方にも使えるようになりました
ミニピルによって、高い安全性を保ちながら、新しい選択肢を持てるようになった
…という訳です。

今回承認されたミニピルは、毎日休薬期間なく28日間飲み続けるタイプ。
より選択肢が広がりました。
単なる避妊薬ではなく、女性のQOL生活の質を大きく向上させる治療薬として
月経痛やPMSに我慢せず、新しいミニピルも含めて、ご自身の健康状態や
ライフスタイルに合ったピルを選ぶことで、
自分らしく生きるための選択肢が増えます。

大切なのは“自分に合った種類を、医師と相談して選ぶこと”。
年齢や体質に応じて安心して続けられる方法を見つけることが重要です
ピルは“自分らしく生きるための支え”にもなります。
ぜひ医師に相談しながら、安心して選んでいただければと思います