中東の混乱で価格が高騰するナフサを、広島県内では製造業の1053社が仕入れていることが分かりました。

原油から精製されるナフサは合成樹脂などの中間材料を経て、家電や衣類など幅広い製品に使われています。

帝国データバンク広島支店によりますと、ナフサを直接的または間接的に仕入れている製造業は、中国地方で2557社にのぼることが分かりました。

これは、中国地方の製造業全体のおよそ4分の1にあたります。県別では、広島県が1053社と最も多く、全体のおよそ4割を占めています。

特に深刻な3業種と、帝国データバンクの分析

ナフサは中東の混乱で価格が高騰していますが、プラスチックなど原料を作る「化学工業」、「パルプ・紙製品」、自動車などの部品を作る「ゴム製品」で特に影響が大きいということです。

帝国データバンクは「ナフサ関連の製品の裾野は極めて広く、多くの製造業で事業縮小のリスクにさらされることになる」と分析しています。