NPT=核拡散防止条約の再検討会議が、日本時間の27日深夜、アメリカ・ニューヨークで始まりました。開幕に合わせ、広島では市民団体が原爆ドーム前でキャンドルを灯し、核兵器廃絶を訴えました。
27日夜、原爆ドーム前に灯された1500本のキャンドルには「核絶対否定・戦争反対」などのメッセージが浮かび上がりました。
核兵器廃絶をめざすヒロシマの会 森瀧春子共同代表
「キャンドルの文字に託して、原爆ドームの前から世界に発信していきたい」
NPT再検討会議の機運を盛り上げようと27日の開幕に合わせ企画されました。被爆者など150人が集まり、各地で起きている戦争の終結や核兵器廃絶へ日本政府が役割を担ってほしいなどと訴えました。
広島県被団協の箕牧智之理事長は「日本政府はいつも核保有国と非保有国の橋渡しをすると言っては逃げています。橋渡しをしてくださいよ」と訴えていました。
NPT=核拡散防止条約の再検討会議は、核軍縮や核の不拡散などに向けた取り組みについて話し合うため、5年に1度開催されているものです。核軍縮や不拡散を巡る情勢が厳しさを増すなか、「最終合意文書」を取りまとめられるかが焦点となります。
日本時間の27日深夜に国連本部で始まった会議は、今週末にスピーチをする広島市の松井一実市長なども傍聴しました。
国連のグテーレス事務総長は、「苦労して築き上げたルールや軍備の規制が崩壊しつつある」と話し、条約への信頼が損なわれつつあると危機感を示したうえで、「条約に再び命を吹き込みましょう」と訴えました。
日本は、国光外務副大臣が代表として「たとえ一歩ずつであっても国家間の信頼を再構築し、核軍縮に向けて前に進まなければなりません」と演説。広島観音高校を卒業し、大学時代を長崎で過ごした自身の経験を織り交ぜ「被爆者の方々の想い犠牲になった人々の魂を忘れてはならない」と訴えました。











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