243回目も
向洋こどもクリニック 梶梅輝之先生です。
「こどもの発熱の対処法」というテーマでお話いただきました。

こどもの場合、身体を温めすぎたりしていると、
一時的に体温が上がることもあります。
とくに赤ちゃんが初めて熱を出したときは、
不安でいっぱいになると思いますが…
基本的に突然の高熱が出ても水分や食事が充分摂れ、機嫌が悪くなければ慌てて受診する必要はありません。
ただ、生後3カ月未満の低月齢の赤ちゃんが38度以上
発熱した場合には注意が必要です。

髄膜炎など命に関わる病気…という場合もあります。
後遺症を残すことがありますから早めに受診をしましょう。
こうした、こどもの発熱の原因はたくさんあります。

生後5、6カ月ごろの初めての発熱は
突発性発心かもしれません。
突然38〜40℃の高熱が通常3〜4日続き
解熱後に赤い発疹が全身に現れます。
特別な予防法はなくほとんどの子どもが
一度はかかるとされています。

また、突然の高熱とのどが痛みがある場合は、
「ヘルパンギーナ」かもしれません。
主に5歳以下の子どもに多く
夏季(5〜8月)に流行します。
38.5〜40℃の高熱が突然出て
通常1〜3日続きます。
喉の奥に小さな水疱ができて
強い痛みを伴いますので痛がります。
発熱に伴うけいれん発作は
「熱性けいれん」といって
乳幼児の5~10%に起こります。
多くの場合は自然に収まりますが
このけいれんが10分以上続くような場合や
吐いたり意識状態がおかしい場合には
髄膜炎や急性脳炎・脳症の可能性もありますから直ぐに医療機関へ連絡をして下さい。
突然のこどもの発熱の原因はさまざまです。
初めてだと心配で不安なものです。
発熱だけで大慌てすることはないですが…
元気がない場合は病院へ。
元気はあるけど熱が長引く…という場合も
早めに受診しましょう。