233回目は、向洋こどもクリニック 梶梅輝之先生です。
「子供のしつけはいつから?上手な叱り方のポイント」
というテーマでお話を伺いました。
日々の診療の中で「叱るべきか、見守るべきか」
「これって伝えたほうがいいのかな」と迷う親御さんを
たくさん見かけるそうです。
「しつけ」という言葉には、子どもを思う親の願いや、
うまく伝えられないもどかしさ
叱った後の自己嫌悪などさまざまな感情が込められています。

最近では、「叱らない育児」や「自己肯定感を育てる関わり方」など、育児のスタイルも多様化。
何が正解なのか分からず不安になる方も多いのではないでしょうか?
例えば1歳くらいの子供は何でも興味を持ちはじめるため、危険なこともしますが…
そんなときは叱るよりもまず子供を止めることが重要です。

1歳では悪いこと良いことの区別はまだついておらず、
危険な行為と知らずにやってしまうこともあります。
まず危険なものから引き離し、
今のは危なかった、やってはいけないと
しっかり目をみて伝えましょう。

また、1歳半頃までは
ダメなことは分かっても、なぜダメなのかは理解できていない場合もあります。
2、3歳になるとダメな理由も理解できるようになります。
何度も繰り返すことで、悪いこと、やっていけないことが蓄積され、2~3歳と成長するに従い社会のルールを学んでいけるようになります。
叱る場合は必ずその理由に一貫性を持つようにすることも大切です。

親の感情で叱る場合や、叱らないことがあると、何が正しいのか子供は理解できません
悩んでいる方も子供と一緒に成長していけばいい、すぐに完璧な親になれなくても大丈夫です
親も何度か経験しながら学んでいき、うまい叱り方ができるようになるでしょう