今日は、呉市音戸町引地にやってきました。

どこか時間を巻き戻したような静かな街並み。

そんな路地の一角にあるのが、ドライフラワー専門店「月の森花店」です。

扉を開けると、天井からたくさんのドライフラワーがふわっと下がり、店内には足踏みミシンなど昭和レトロな家具も並んでいます。

まるで物語の中に入り込んだような、やさしい雰囲気の中で、店主の森脇佳世子さんにお話を伺いました。

子育てをしながら始めたお店

森脇さんは、もともと生花店で働いていたそうです。

ただ、3人のお子さんを育てながら働く中で、時間や体力の面で難しさも感じるように。

そこで、自分のペースでものづくりができる素材として選んだのがドライフラワーでした。

このお店は、オープンしてから今年で7年目を迎えられたそうです。

子どもの頃の夢から生まれた名前

「月の森花店」という名前にも、素敵なエピソードがあります。

森脇さんが小学生の頃に読んだ物語に登場したのが

「月の森紅茶店」。

そこには、訪れた人が紅茶を飲んで癒されて帰っていく、そんな場面が描かれていたそうです。

「いつか月の森紅茶店を開きたい」

子どもの頃からの夢が、形を変えて生まれたのがこのお店。

花を通して、人を癒したいという思いが込められています。

カラフルになったドライフラワー

店内には、さまざまなドライフラワーが並んでいます。

ドライフラワーというと、ベージュやセピア色のイメージを持つ方も多いと思いますが、最近はカラフルなものも増えているそうです。

発色の良さは、だいたい半年から1年ほど。

ただ、飾る場所によっては2年、3年きれいな状態を楽しめることもあるそうです。

色が少しずつ変わっていく、その過程も魅力のひとつなんだとか。

卒業式・入学式のコサージュ

そしてこの季節、人気なのがドライフラワーのコサージュ。

卒業式や入学式に合わせて、スーツやワンピースに合わせたオーダーメイドで作る方も多いそうです。

お母さんと娘さんで注文されたり、若い方からご年配の方まで、幅広い年代の方が訪れています。

生花のコサージュは1日で終わってしまいますが、ドライフラワーなら式のあとも思い出として残せるのが魅力。

写真と一緒に飾ったり、ケースに入れて大切に保管したりと、長く楽しむことができます。

また最近は、コサージュを胸の少し上の方につけるのがトレンドなんだそうです。
顔に近い位置につけることで、写真に写ったときも華やかな印象になるそうですよ。

手のひらサイズのやさしいコサージュ

見せていただいたコサージュは、手のひらに乗るくらいの小ぶりなサイズ。

ふわっとやさしい雰囲気で、とても軽く、つけていても負担にならないそうです。

卒業式や入学式が終わったあとも、普段のお出かけにつけたり、バッグにつけたりと、いろいろな楽しみ方ができそうですね。

営業時間

ドライフラワー専門店 月の森花店

営業は

火曜日・金曜日 11時〜14時

営業日などの詳しい情報は、Instagramで発信されています。

卒業式や入学式の思い出を、少し長く残してくれるドライフラワーのコサージュ。

春の節目に、そんなお花を選んでみるのも素敵ですね。

月の森花店

住所/呉市音戸町引地1丁目2−15
Instagram/
https://www.instagram.com/kuu_kuu_kuuka?igsh=MXFqYWR3YmhpaHRs