アメリカなどによるイラン攻撃で中東情勢が緊迫化しています。イランの伝統工芸品を扱う広島の企業にも影響を与えています。

広島県福山市の企業「調度品の亀川」では、イランで作られる手織りの羊毛じゅうたん「ギャッベ」などを取り扱っています。2011年からメーカーからの買い付けのため、現地を訪れています。
調度品の亀川 亀川雅史 取締役
「毎年、1回か2回買い付けに行って、自分で直接、品質を確かめて、輸入するようにしています」

亀川さんは、3月か4月にも買い付けに行こうと思っていたといいます。アメリカとイスラエルがイランを攻撃した2月末には、現地との連絡がつかなくなりました。
調度品の亀川 亀川雅史 取締役
「インターネットを遮断しているので、LINEとか電話をつなごうとしても一切、つながらないので、無事を祈るしかない状況ですね」

この企業では、ギャッベやペルシャじゅうたんが売り上げの8割を占めます。情勢の悪化で輸送手段の飛行機が使えず、商品を輸入できない状況です。
調度品の亀川 亀川雅史 取締役
「今はたくさん在庫はあるんですけども、徐々に減っていったときに、補充する物がないと販売もできないので、そこが一番悩ましいかな」
メーカーの所在地はイラン南部のシラーズですが、空爆のあった首都テヘランにはメーカーの倉庫もあり、スタッフのことが気がかりだと言います。
調度品の亀川 亀川雅史 取締役
「イランの(ギャッベメーカーの)ゾランヴァリ社の社長さんの家に、テヘランのご自宅に招いてもらっていただいて、バーベキューをごちそうになっている写真です」
記者
「この地が空爆に遭っているわけですけども、そのことを想像するといかがでしょうか」
調度品の亀川 亀川雅史 取締役
「いや、本当に大丈夫かなという、本当にその思いだけですね」
亀川さんは、ギャッベやペルシャじゅうたんの価格が高騰することを懸念しています。
調度品の亀川 亀川雅史 取締役
「あまりにも高騰すると、なかなかお客さんもついてこれないと思いますので」
ギャッベなどを通じてイランの文化を伝えてきた亀川さん。1日も早い情勢の鎮静化を願っています。
調度品の亀川 亀川雅史 取締役
「(イランの人たちは)気さくで、明るい方が多いので、いつもは陽気で楽しくぼくらとも過ごしてくれるんですけど、はやく笑顔が戻ってくることを願っています」
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